
この記事でわかること
Codeium(コーディウム)は、プログラムを書くときに AI が自動でコードを提案してくれる無料のアシスタントツールです。VS Code や JetBrains など 40 種類以上のエディタ(プログラムを書くソフト)に組み込めて、Python や JavaScript など 70 種類以上の言語に対応しています。打ち込んでいる途中で「こう書きたいのでは?」と次の行を予測してくれるオートコンプリート機能や、チャットで質問すると答えてくれる Codeium Chat 機能が人気です。2025 年に Cognition 社(AI エージェント Devin の開発元)に買収され、現在は Windsurf ブランドとの統合が進んでいます。
個人で使うなら完全に無料です。コード補完やチャット機能を回数無制限で使い続けることができます。企業やチームで使いたい場合は Teams プランが月額 12 ドル(約 1,700 円)、Windsurf IDE(専用エディタ)と組み合わせた強力な AI エージェント機能を含むプランは月額 15 ドル(約 2,100 円)で提供されています。GitHub Copilot が月額 10 ドルの有料サービスなのに対し、Codeium は「開発者全員が AI 支援を受けられるべき」という思想で設計されているため、学生や趣味でプログラミングを学ぶ人にとって非常にありがたいサービスです。
日本語で問題なく使えます。コメント(メモ書き)や変数名(データの名前)に日本語を入力しても AI が理解してコードを提案してくれます。チャット機能では日本語で質問すると日本語で答えてくれるため、英語が苦手な人でも安心です。2026 年には自然言語ターミナル機能も追加され、「ファイルを一覧表示して」のような日本語の指示でコマンドライン操作もできるようになりました。精度については、日本語のドキュメント作成やコード生成にも対応しており、日本の開発者コミュニティでも「実用レベル」と評価されています。ただし AI の提案が必ず正しいわけではないので、初心者は生成されたコードを確認しながら学ぶ姿勢が大切です。
安心して商用利用できます。Codeium は学習データから GPL ライセンス(ソースコードの公開を義務付けるライセンス)のコードを意図的に排除しており、著作権で保護されたコードも削除する措置を講じています。そのため企業の製品開発や業務システム構築といった商用プロジェクトでもライセンス違反のリスクを心配する必要がありません。またプライバシー保護として、ユーザーのコードを AI モデルの学習に使用しないことも明言されています。副業でアプリを作りたい人や、将来的に自分のサービスを販売したい人にとって、この安全性は大きなメリットです。
一番の競合は GitHub Copilot です。Copilot は 2026 年 6 月から従量課金制(使った分だけ支払う方式)に移行し、月額 10 ドルのベース料金に加えて AI クレジットを消費する仕組みになりました。GitHub との連携が強く、Issue(課題管理)や Pull Request(コード審査)との統合が優れています。一方 Codeium は個人利用が完全無料で、40 種類以上の IDE に対応する柔軟性があります。コード補完の速度は Copilot が若干速い(30 ミリ秒 vs 50 ミリ秒)と言われていますが、Codeium は軽量設計で低スペックな PC でも安定して動くメリットがあります。初心者やコストを抑えたい人には Codeium、GitHub をメインで使う開発者には Copilot が向いています。
残念ながらスマホ専用アプリはありません。Codeium は VS Code や JetBrains などのデスクトップエディタに組み込む拡張機能(プラグイン)として提供されているため、基本的にパソコンでの利用が前提です。ただし Jupyter Notebook(データ分析でよく使うツール)にも対応しているため、ブラウザ版の Jupyter を使えばタブレットからでもある程度の操作は可能です。本格的にプログラミングを学ぶならパソコン環境を整えることをおすすめします。最近は Chrome OS(Chromebook)でも Linux モードを有効にすれば VS Code を動かせるので、予算が限られている学生でも比較的手軽に始められます。
公式ドキュメント(https://codeium.com/)が充実しているので、まずはそちらを確認しましょう。日本語のコミュニティ記事も増えてきており、Qiita や Zenn といった技術ブログで「Codeium 使い方」と検索すると具体的なインストール手順やトラブルシューティングが見つかります。エディタに拡張機能をインストールしたのに提案が出ない場合は、Codeium のアカウント認証が完了しているか確認してください。また AI の提案が的外れな場合は、コメントで「〜を実装したい」と日本語で書くと精度が上がることがあります。それでも解決しない場合は GitHub の Issue(https://github.com/Exafunction/codeium)で報告すると開発チームが対応してくれます。
2025 年の Cognition 社による買収を経て、Windsurf IDE という新しいエディタとの統合が進んでいます。Windsurf には Cascade Agent というマルチステップの自律タスクを実行できる強力な AI エージェント機能が搭載されており、「Issue を読んで自動で修正まで完了する」といった未来的な開発スタイルが実現しつつあります。ただし無料版の Codeium 拡張機能も引き続きサポートされる見込みで、初心者が学習用に使い続けることは十分可能です。AI コーディング支援の分野は競争が激しく、Copilot や Cursor、Tabnine などのツールも日々進化しているため、複数のツールを試しながら自分に合ったものを見つけるのがおすすめです。
プログラミングを始めたばかりの人にとって、AI がコードを提案してくれる体験は学習を大きく加速します。まずは無料で試してみて、自分の学習スタイルに合うか確かめてみましょう。
この記事は AI Friends からのクロスポストです。
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