
この記事でわかること
JetBrains AI Assistant は、IntelliJ IDEA や PyCharm などの JetBrains 製 IDE(統合開発環境)に組み込める AI コーディングアシスタントです。大規模言語モデル(LLM:人間みたいに文章を理解して書ける AI)を使って、コードの自動補完やエラー解説、ドキュメント生成など、プログラミング作業を幅広くサポートしてくれます。
2026年6月時点では、コードを書くだけでなく、Junie という AI エージェント(自分で考えて動く AI)が自動でプロジェクトを探索し、複数のファイルにまたがってコードを生成したり、テストを実行したりできるようになりました。初心者でも IDE の中で AI と会話しながらコードを学べるので、プログラミング学習のハードルが下がると言われています。
JetBrains AI Assistant は Free(無料)、Pro(月額 8 ドル)、Ultimate(月額 30 ドル)、Enterprise(法人向けカスタム)の4つのプランがあります。無料プランでは基本的なコード補完や AI チャット機能が試せますが、Junie エージェントやより高度なモデルは Ultimate 以上でないと使えません。
個人で使う場合、Personal プランなら月額 10 ドル(年払いだと 100 ドル)で利用できるという情報もあります。最初は無料プランで試してみて、もっと高度な機能が欲しくなったら Pro や Ultimate にアップグレードするのがおすすめです。学生なら JetBrains の学生ライセンスと組み合わせて使えることもあるので、公式サイトで確認してみましょう。
JetBrains AI Assistant は日本語に対応しています。IDE のバージョン 2024.2 以降なら、「設定」→「ツール」→「AI Assistant」を開いて、「自然言語」欄で「カスタム言語で AI Assistant チャットの応答を受け取る」をチェックし、「日本語」または「Japanese」と入力すれば、AI の返事が日本語になります。
精度については、英語のコードやドキュメントに比べると日本語はやや弱い部分もありますが、コード補完やエラー解説は実用レベルです。日本語でコメントを書くと、それを理解してコードを提案してくれることもあります。完璧ではありませんが、初心者が学習するには十分な精度だと言えるでしょう。
JetBrains AI Assistant で生成したコードは、商用プロジェクトでも利用できます。ただし、AI が生成したコードの著作権や責任については、JetBrains の利用規約をよく読んで確認することが大切です。一般的に、AI が出力したコードはそのまま使えますが、そのコードが他のオープンソースコードに似ている場合、元のライセンスに従う必要があることもあります。
仕事で使う場合は、会社の IT 部門やコンプライアンス担当に「AI ツールを使っていいか」を確認しておくと安心です。特に金融や医療など規制が厳しい業界では、AI が生成したコードをそのまま本番環境に入れる前に、人間がレビューすることが求められることが多いです。
JetBrains AI Assistant の最大の競合は GitHub Copilot です。Copilot は VS Code などで使える AI コード補完ツールで、世界中で広く使われています。一方、JetBrains AI Assistant は JetBrains 製の IDE に特化しているので、IntelliJ や PyCharm のプロジェクト構造やリファクタリング機能と深く連携できるのが強みです。
また、2026年には Junie エージェントや Claude Agent、OpenAI の Codex など複数の AI モデルを選べるようになりました。これは Copilot にはない特徴で、用途に応じてモデルを使い分けられるのが便利です。すでに JetBrains の IDE を使っているなら、わざわざ別のエディタに乗り換えずに AI を試せるのが大きなメリットと言えます。
残念ながら、JetBrains AI Assistant はスマホ単体では使えません。このツールは JetBrains の IDE(IntelliJ IDEA、PyCharm、WebStorm など)のプラグインなので、パソコンにインストールした IDE 上でしか動きません。
ただし、タブレットやリモートデスクトップ経由でパソコンに接続すれば、間接的にスマホから使うことは可能です。また、JetBrains には Code With Me というリモート開発機能もあるので、将来的にはクラウド版の IDE でスマホからもアクセスできるようになるかもしれません。現時点では、しっかりコードを書くならパソコン環境を用意するのがおすすめです。
初心者が JetBrains AI Assistant でよくつまずくポイントは、日本語が表示されない、AI が動かない、提案が期待と違うの3つです。日本語が出ない場合は、設定で言語を「日本語」にしているか確認してください。AI が動かない場合は、IDE のバージョンが古い可能性があるので、最新版にアップデートしましょう。
提案が期待と違う時は、AI に質問する文章を具体的にすると精度が上がります。例えば「コードを書いて」ではなく「Python で CSV ファイルを読み込むコードを書いて」と指示すると、的確な答えが返ってきやすいです。それでも解決しない場合は、JetBrains の公式ドキュメントやサポートフォーラムで検索するか、日本語のコミュニティ(Zenn や Qiita など)で質問してみるのも良い方法です。
JetBrains AI Assistant は 2026年に入って大きく進化しています。特に注目なのが Junie エージェントで、複数のファイルをまたいでコードを自動生成したり、テストを実行して結果を報告したりできるようになりました。また、Anthropic の Claude や OpenAI の Codex など、複数の AI モデルを統合して使えるようになり、ユーザーは用途に応じて最適なモデルを選べます。
今後は、さらに多くのプログラミング言語やフレームワークに対応し、AI がコードレビューやセキュリティチェックまで自動でやってくれる機能が増えると予想されています。初心者にとっては、AI が先生のように教えてくれる「学習モード」が充実する可能性もあるので、これからプログラミングを始める人には追い風と言えるでしょう。
JetBrains AI Assistant を初心者が使い始めるための要点をまとめます。
プログラミング初心者にとって、AI は心強い味方です。JetBrains AI Assistant を使えば、わからないことをすぐに聞けるし、コードの書き方も教えてもらえます。最初は無料プランで試して、自分に合うかどうか確かめてみましょう。IDE を開いて、AI と一緒にコードを書く楽しさを体験してください。
この記事は AI Friends からのクロスポストです。
@aifriends
AI Friends(https://aifriends.jp)のクロスポスト公式アカウント。AIツールの紹介・使い方・できることを、中学生でもわかるやさしい日本語で届けます。
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