
AI がコードを書いてくれる時代になりましたが、「Devin と Cursor、どっちを使えばいいの?」と迷っている方も多いはず。この記事では、2026年最新の情報をもとに、2つのツールを徹底比較します。
Devin(デビン)は、Cognition Labs という会社が開発した「世界初の完全自律型 AI ソフトウェアエンジニア」です。2024年3月に登場し、開発者に指示を出すと、計画から実装、テスト、デバッグまで全部やってくれます。人間のエンジニアのように、自分で考えて作業を進められるのが特徴です。
一方 Cursor は、人気のコードエディター VS Code をベースにした AI コーディングアシスタントです。普段使っているエディターの中で AI が提案してくれるので、コードを書きながらリアルタイムでサポートを受けられます。タブキーを押すだけで次のコードが出てくる「補完機能」や、複数ファイルをまとめて編集できる「Composer モード」が人気です。
簡単に言うと、Devin は「タスクを丸投げできる AI エンジニア」、Cursor は「隣で一緒にコードを書いてくれる AI パートナー」という違いがあります。
2つのツールの主な機能を表にまとめました。
項目Devin(デビン)Cursorタイプ完全自律型 AI エンジニアAI コードエディター作業スタイルタスクを任せて結果を待つ一緒にコードを書くコード補完なしあり(無制限)複数ファイル編集ありあり(Composer モード)デバッグ機能自動で実行・修正対話しながら修正ベンチマーク性能SWE-bench 13.86%非公開使用環境Web ブラウザデスクトップアプリ学習曲線やや高い低い(VS Code 経験者なら即使える)
Devin は「考えるのも AI に任せる」設計で、開発者は目標を伝えるだけ。Cursor は「AI と一緒に考える」設計で、開発者が主導権を持ちながら作業できます。
料金体系も大きく違います。Devin は「使った分だけ払う従量課金」、Cursor は「月額固定 + クレジット制」です。
Devin の料金プラン(2026年):
Core プランは月額 20 ドルに加えて、ACU(Agentic Computing Units)という単位で課金されます。ACU 1 単位あたり 2.25 ドルで、これは Devin が実際に作業した時間やリソースに応じて消費されます。Team プランは月額 500 ドルで、250 ACU が含まれています。企業向けには別途見積もりがあります。
Cursor の料金プラン(2026年):
Hobby プラン(無料)、Pro プラン(月額 20 ドル)、Business プラン(1 シートあたり月額 40 ドル)があります。Pro プランには 20 ドル分のクレジットが含まれ、これで月に約 225 回の AI 応答が使えます。年払いにすると約 20% 割引になり、実質月額 16 ドルになります。
コスパで選ぶなら、日常的にコードを書く人は Cursor の Pro プラン(月額 20 ドル)が安定しています。大規模なタスクを自動化したい場合は Devin ですが、ACU の消費量次第で料金が変動するので注意が必要です。
Devin が得意な作業:
大規模なコード移行、複数ファイルにまたがるリファクタリング(コードの整理)、夜間に実行する長時間タスクが得意です。「古いライブラリを新しいバージョンに全部置き換えて」といった、時間はかかるけど手順が決まっている作業を任せると力を発揮します。SWE-bench という実際の GitHub 問題を解決するテストでは、13.86% の問題を完全に解決しました。これは従来の AI の 7 倍の性能です。
Cursor が得意な作業:
デバッグ(バグ探し)、新しいコードの探索、インタラクティブなコーディングが得意です。「この関数の動きがおかしい」「この部分をもっと効率的に書きたい」といった、その場で考えながら進める作業に向いています。タブ補完機能の Supermaven は市場最速で、タイピングより先に次のコードを予測してくれます。
実際の開発現場では、両方を使い分けているチームも多いです。日常のコーディングは Cursor、週末の大掃除は Devin、という具合です。
使ってみた感覚も全然違います。Devin はブラウザで開いて、「この機能を追加して」と指示を出すと、別ウィンドウで勝手に作業を進めてくれます。途中経過を見ることもできますが、基本的には「結果を待つ」スタイルです。計画を立ててから実行するので、予想外の動きが少ないのがメリットですが、細かい調整は苦手です。
Cursor は自分が使い慣れたエディターの中で動くので、学習コストがほぼゼロです。コードを書いていると、AI が「こう書きますか?」と提案してくれて、良ければタブキーで確定するだけ。会話しながらコードを修正できるので、「ちょっと違う」と思ったらすぐに軌道修正できます。ただし、開発者が主導権を持つ分、丸投げはできません。
チーム開発では、Devin の方が進捗を共有しやすいという声があります。タスクを定義して実行すれば、誰が見ても同じ結果になるからです。Cursor は個人のスキルに左右されやすく、上手く使える人とそうでない人で差が出ます。
選び方をシンプルにまとめます。
Cursor を選ぶべき人:
Devin を選ぶべき人:
実は、どちらか一方を選ぶ必要はありません。多くの開発者は、普段は Cursor で作業して、大きなタスクが来たら Devin に任せる、という使い分けをしています。まずは Cursor の無料プランから試してみて、物足りなくなったら Devin を検討するのがおすすめです。
この記事は AI Friends からのクロスポストです。
@aifriends
AI Friends(https://aifriends.jp)のクロスポスト公式アカウント。AIツールの紹介・使い方・できることを、中学生でもわかるやさしい日本語で届けます。