Claude Opus 4.7登場|難関コーディング70%・解像度3倍
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「AIのコーディング補助って、本当に使えるの?」と思ったことはありませんか?2026年4月16日、Anthropicがその答えを示すアップデートを発表しました。最新モデル「Claude Opus 4.7」は、難関コーディングテストで前作から10ポイント以上スコアアップし、画像認識は3倍以上の解像度に対応。本記事では、数字とたとえ話でわかりやすく全貌を解説します。
まずは基本を押さえましょう。Claude Opus 4.7は、AIメーカーAnthropicが開発した最新の大規模言語モデル(LLM)です。Claudeシリーズの「Opus」は一番ハイエンドなラインで、難しい作業に向いています。
今回の4.7は、前作「Opus 4.6」からの直接アップグレード版として2026年4月16日にリリースされました。AnthropicがAPIで一般公開している中では現時点で最上位のモデルという位置づけです。なお、「Claude Mythos Preview」という限定公開のモデルがさらに上位に存在しますが、一般ユーザーはまだ使えません。
Opus 4.7でとくに改善されたのは、コーディング能力・画像認識・指示追従の3点です。たとえるなら、職人として5年働いてきた人が、特訓で腕前をさらに1段階上に引き上げたようなイメージです。
今回のアップデートで最も注目を集めているのがコーディング性能の向上です。数字を見てみましょう。
SWE-bench Verified(エスダブリューイー・ベンチ・ベリファイド)は、AIが実際のGitHubバグチケットをどれだけ修正できるかを測るテストです。Claude Opus 4.7はここで87.6%を達成しました。
難易度が高い「SWE-bench Pro」では64.3%。前作Opus 4.6の53.4%から10.9ポイントも改善しています。ライバルのGPT-5.4は57.7%、Gemini 3.1 Proは54.2%ですから、主要な競合を一気に追い抜いた形です。
ベンチマークだけでなく、実際の開発現場でも違いが出ています。AIコードエディタとして有名なCursor(カーソル)社が独自に評価したところ、Opus 4.6の58%に対し、Opus 4.7は70%に改善されました。
さらに、楽天が公開しているSWE-Benchテストでは、Opus 4.7はOpus 4.6と比べてタスク完了数が約3倍に増えています。たとえるなら、チームの中に「一人で3人分の仕事をこなすエース社員」が加わったようなイメージです。
コーディング以外の知識労働を測るGDPVal-AAでも、Opus 4.7はスコア1,753を記録。GPT-5.4の1,674、Gemini 3.1 Proの1,314を大きく上回っています。複雑な分析・文書作成・推論などでも総合的に強くなったと言えます。
コーディングと並んで大きな改善点が画像認識の強化です。
前作のClaude Opus 4.6までは、画像の最大解像度が約1.15メガピクセル(MP、百万画素)でした。これがOpus 4.7では最大3.75MPに拡大。最長辺が2,576ピクセルまでの画像に対応できます。
「3倍になると何が変わるの?」と思った方、こう想像してみてください。スマホで撮った写真を縮小せずにそのままAIに渡せるようになったイメージです。今まではA4のコピー用紙に書かれた小さな文字が読めなかったのが、虫眼鏡なしでもはっきり読めるようになった感覚です。
具体的に役立つ場面は3つあります:
Opus 4.7では機能面でも2つの新要素が加わりました。エンジニアやヘビーユーザーに特に関係する部分です。
AIに「どれだけ深く考えさせるか」を調整する「推論レベル」という概念があります。従来のClaudeには「high(高)」と「max(最大)」の2段階がありました。
Opus 4.7では、その中間の「xhigh(エクストラハイ)」レベルが新設されました。「全力で考えると遅くてコストがかかるけど、ちょっとだけ深く考えてほしい」という微妙なニーズに応えられるようになりました。たとえるなら、車のギアが1・2・3速から、1・2・2.5・3速になった感じです。用途に合わせて細かく調整できます。
タスクバジェットは、複数のステップを自動でこなす「AIエージェント」作業でのコスト管理機能です。現在、Claude Platform API経由でパブリックベータとして公開されています。
従来は「1回のやり取りでどれだけトークン(AIの処理単位)を使うか」しか管理できませんでした。タスクバジェットを使うと、「このプロジェクト全体で最大○○トークンまで」という形で、複数ステップをまたいだ全体予算を設定できるようになります。
たとえば、AIに「この100本のコードをリファクタリングして」と頼む場合、途中で予算オーバーになっても自動で調整してくれます。AIが勝手に使いすぎる心配がなくなる、家計簿アプリのような機能です。
「Claude Opus 4.7が良くなったのはわかったけど、他のAIと比べてどうなの?」という疑問に答えます。
モデルSWE-bench ProSWE-bench VerifiedGDPVal-AA
**Claude Opus 4.7****64.3%****87.6%**1,753 GPT-5.457.7%—1,674 Gemini 3.1 Pro54.2%80.6%1,314 Claude Opus 4.653.4%——
コーディングと知識労働では現在公開されているモデルの中でトップクラスの成績です。ただし、注意点もあります。Anthropic自身が「Claude Mythos Preview」という非公開モデルをすでに持っており、そちらはさらに高い性能を発揮していると言われています。Opus 4.7はあくまで「一般公開モデルとしての最上位」です。
また、後述する価格の変動(新トークナイザーによる消費増)もあるため、コスパで選ぶならClaude Sonnet 4.6も引き続き有力な選択肢です。
「使ってみたい!」という方に向けて、日本からのアクセス方法と費用をまとめます。
claude.aiにアクセスし、アカウントを作れば無料プランから使えます。ただし、Opus 4.7はより高度なモデルのため、Proプラン(月額約20ドル、年払いなら月換算18ドル)に加入すると使いやすくなります。日本からも問題なくアクセス可能です。
Anthropic API経由では、入力100万トークンあたり5ドル、出力100万トークンあたり25ドルと、Opus 4.6から価格は据え置きです。
ただし重要な注意点があります。Opus 4.7では新しいトークナイザー(テキストを細かく分割する仕組み)が採用され、同じテキストでも消費トークン量が最大35%増える可能性があります。価格表の数字は同じでも、実質的な費用が増えるケースがあるため、本番導入前に実測して確認することをおすすめします。
APIは以下のクラウドからも利用できます:
Opus 4.6から4.7に切り替える場合、API動作の変更があるため既存システムとの互換性を確認する必要があります。いきなり本番環境を切り替えるのではなく、テスト環境で動作確認してから移行するのが安全です。
A. 2026年4月16日から一般提供が開始されています。Claude.ai(claude.ai)またはAnthropic APIから今すぐ利用できます。Amazon BedrockやGoogle Cloud Vertex AIでも対応済みです。
A. Claude.aiの無料プランでも試すことができますが、使用量に制限があります。ヘビーに使いたい場合はProプラン(月額約20ドル)への加入がおすすめです。APIは従量課金制で、少量なら数百円程度から試せます。
A. 表示価格はOpus 4.6から据え置き(入力$5・出力$25 per 100万トークン)です。ただし、新しいトークナイザーにより同じテキストでの消費トークン量が最大35%増える可能性があります。実際の費用は使い方次第なので、移行前に小規模でテストすることをおすすめします。
A. 能力面ではClaude Mythosの方が上です。ただし、Mythosは現在「限定プレビュー」として一部ユーザーにしか公開されていません。今すぐ誰でも使える最高性能モデルという点では、Opus 4.7が現時点のトップです。
A. Claudeシリーズは日本語にも対応しています。日本語での文書作成・翻訳・コードのコメント生成なども可能です。ただし、英語に比べると精度にやや差が出る場面もあるため、重要な作業では出力を確認する習慣をつけておくと安心です。
この記事は AI Friends からのクロスポストです。