
クラウドファンディングをやってみようと思った時、最初に候補に上がることが多いのが「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」です。 CAMPFIREは、個人や企業、クリエイター、NPO、大学、自治体など、さまざまな人や団体がプロジェクトを掲載できる国内最大級のクラウドファンディングサービスです。 そもそもクラウドファンディングがどんな仕組みなのかは、[「クラウドファンディングとは?」](https://www.miraipage.net/masato/47de0f2a-0fad-4700-a5b7-d7cc0d99cc3c)で詳しく解説しています。 CAMPFIRE公式によると、これまでに12万件以上のプロジェクトが立ち上がり、1,500万人以上から、累計1,200億円以上の支援が生まれています。 僕自身も、クラウドファンディングのサポートではCAMPFIREを利用することが多くあります。 この記事では、CAMPFIREの特徴や手数料、どんな人に向いているのかを分かりやすく紹介します。 ## CAMPFIREはどんなサービス? CAMPFIREでは、実現したい企画をプロジェクトページとして公開し、その内容に共感した人から支援を集めます。 たとえば、 ・新しい商品をつくる ・お店をオープンする ・イベントを開催する ・書籍を出版する ・地域を盛り上げる ・新しい事業を始める など、さまざまな目的で利用されています。 実際にCAMPFIREには、商品、飲食店、地域活性化、音楽、出版、スポーツ、ビジネスなど幅広いカテゴリーがあります。 支援者はプロジェクトページを読み、用意されているリターンを選んで支援します。 ## CAMPFIREの特徴 **掲載するだけなら費用はかからない** CAMPFIREでは、プロジェクトを掲載すること自体に費用はかかりません。 支援が集まり、プロジェクトが成立した場合に、集まった支援金から手数料が差し引かれる仕組みです。 そのため、最初に高額な掲載料を支払ってスタートする必要はありません。 ただし、 **「無料で掲載できる」=「お金をかけず簡単に成功できる」** という意味ではありません。 ページ制作や画像、リターンの準備、商品の製造、発送など、プロジェクトによって必要な経費は変わります。 **幅広いジャンルで利用できる** CAMPFIREの特徴のひとつが、扱っているプロジェクトの幅広さです。 新商品の販売だけではなく、店舗、イベント、出版、地域活動、社会課題への取り組みなどにも活用できます。 「クラファン=新商品を先行販売する場所」と思われることもありますが、実際にはさまざまな挑戦に使えるプラットフォームです。 **2つの募集方式がある** CAMPFIREでは、代表的な募集方式として、 **All-in方式** と **All-or-Nothing方式** があります。 All-in方式は、目標金額に届かなかった場合でも、原則として集まった支援金を受け取り、プロジェクトを実行する方式です。 All-or-Nothing方式は、募集期間内に目標金額を達成した場合のみプロジェクトが成立します。 この違いは重要なので、次の記事で詳しく紹介します。 ## CAMPFIREの手数料はいくら? 2026年9月10日時点で、通常のCAMPFIREの手数料は、 **利用手数料:12% 決済手数料:5%** 合計17%です。 さらに、それぞれの手数料に消費税がかかります。 たとえば100万円の支援が集まった場合、通常の料率なら、 手数料17万円 +消費税1万7,000円 となり、CAMPFIREから受け取る金額は約81万3,000円です。 ここからさらに、リターンの原価や送料、制作費などを支払います。 だから僕は、目標金額を決める時に、 **「必要なお金が100万円だから、目標金額も100万円」** とは考えません。 手数料やリターン原価なども含めて、最終的にいくら残るのかまで考える必要があります。 ※手数料はキャンペーンや個別条件などによって変わる場合があります。最新情報はCAMPFIRE公式をご確認ください。 ## CAMPFIREはどんな人に向いている? 僕は、CAMPFIREは特定の業種だけに向いているサービスではないと思っています。 大切なのは、 **「クラファンを使って何を実現したいのか」** です。 たとえば、 新商品を世の中に出したい。 新しい店舗を知ってもらいたい。 イベントを開催したい。 新規事業の最初のお客さんをつくりたい。 地域の取り組みを多くの人に知ってもらいたい。 そんな時には、CAMPFIREを活用できる可能性があります。 逆に、 **「CAMPFIREに掲載すれば、知らない人が勝手に見つけて支援してくれる」** と考えている場合は注意が必要です。 ## CAMPFIREは「集客してくれる場所」ではない これは僕がクラウドファンディングの相談でよく伝えていることです。 CAMPFIREには多くのユーザーがいて、プロジェクトを知ってもらえる可能性もあります。 でも、基本的には、 **自分たちでもプロジェクトを広める必要があります。** CAMPFIRE公式の案内でも、公開後はSNSやブログ、活動報告などを通じてプロジェクトを広めることが案内されています。 僕自身、初めてクラウドファンディングに挑戦した時は、 「公開して告知すれば支援してもらえる」 と思って失敗しました。 100万円の目標に対して、集まったのは約3万円でした。 その経験からも、 **どのプラットフォームを選ぶか以上に、公開前にどれだけ準備できているかが重要** だと考えています。 CAMPFIREは、支援を集めてくれる魔法のサービスではありません。 挑戦を届けるための「場所」です。 その場所をどう使うかは、プロジェクトを実施する側の設計と動き方で大きく変わります。 ## CAMPFIREを使う前に考えておきたいこと CAMPFIREでクラウドファンディングを始めるなら、まず、 **何のためにクラファンをするのか。** そして、 **誰に支援してもらいたいのか。** ここを整理するところから始めてみてください。 プラットフォームを決めることよりも、その前の設計の方が重要です。 ## **次に読む記事** [・All-in方式とAll-or-Nothing方式の違い|クラファンはどっちを選ぶ?](https://www.miraipage.net/masato/2dae2077-a6e1-421f-96c5-b9e027229d52) [・クラファンの目標金額の決め方|必要な金額だけで決めてはいけない理由](https://www.miraipage.net/masato/decec1a0-1ac4-4318-a0b3-f3157a02ae86) クラウドファンディングについて相談したい方は、僕のプロフィールページからご確認ください。
