GW初日の興収バトルが熱い——SAKAMOTO DAYSが4億超で爆走、コナンは累計86億円突破

GWの幕が開けた。4月29日(水)の映画興収速報が出た。新作「SAKAMOTO DAYS」が初日4.03億円を叩き出し、「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」の3.96億円をわずかに上回る2位争い。首位は「映画スーパーマリオギャラクシー」の6.12億円。この3本が織りなすGW興収バトル、ここで一旦止めて整理しておきたい。
4月29日(水)時点の興収速報(X アカウント @mtt_75058 による集計)によると、ランキングは以下の通り。
1位:映画スーパーマリオギャラクシー — 単日6.12億円、累計24.69億円
2位:SAKAMOTO DAYS — 初日4.03億円(新作)
3位:名探偵コナン ハイウェイの堕天使 — 単日3.96億円、累計86.43億円
4位:仮面ライダーアギト — 初日1.07億円(新作)
5位:人はなぜラブレターを書くのか — 単日0.45億円、累計5.86億円
「毎日興収速報より。SAKAMOTO DAYSとコナンの2位争い、GWでどこまで引っ張るか」 — X ユーザー(原文ママ)
「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」は3月末公開からおよそ1ヶ月で86億円超。コナン映画は2024年「100万ドルの五稜星」が最終的に98.7億円を記録したが、今作もそのペースに近い。業界内では「100億ライン」を意識した声も出始めている。
一方、「SAKAMOTO DAYS」はジャンプ原作の超人アクション。原作コミックスは累計2,000万部超(集英社発表)で、アニメ化もNetflixで展開済み。映画化の発表時から期待値が高く、初日4億超はその期待値を裏切らなかった形だ。
「映画スーパーマリオギャラクシー」は任天堂IPとの大型タイアップ。GW序盤から家族層を中心に動員が続いており、累計24.69億円はまだ伸びしろがある。
ジャンプ原作映画の近年の初日興収と比較すると、4億超はまずまずの滑り出し。「鬼滅の刃」各作品が初日10億前後を記録したことを考えると差はあるが、「チェンソーマン」級のコアIP映画として見れば健闘と言える。GW5日間でどこまで積み上げるかが本当の評価ラインになる。
3月末公開から約4週で86.43億円。これは過去最高作(2024年)と比べてほぼ同ペース。GW需要がそのまま乗れば、5月中に100億到達の可能性がある。業界人ならピンと来るやつ——この時期の動員維持は口コミの質次第で全然違う。
特撮映画の興収は通常、コア層に支えられた安定型が多い。初日1.07億円は「令和ライダー」ファン以外にも「平成ライダー」世代が動いた可能性を示唆している。1990年代~2000年代育ちの30〜40代への訴求が成功しているとみられる。
6.12億円の単日で累計24.69億円。単純計算で4日目の数字としては等速に近い。家族連れがGW前半に固まって来場するパターンなら、今週末がピークになる可能性も。任天堂IPは「Switch2」発売が5月に控えており、ゲーム×映画のシナジーが実際の動員に出ている構図だ。
単日0.45億円は数字として地味に見えるが、累計5.86億円まで積み上げてきたのは小規模公開作品としては立派。口コミ型の広がりが続いていると読める。
正直、今年のGWは「マリオ首位、コナンの底力、SAKAMOTO DAYSの勢い」という三つ巴で、これは予想できた構図。事務所時代に番組キャスティングを動かしていた経験から言うと、IPものは「コアファンの初動」と「ライト層の口コミ」が揃って初めて大台に乗る。SAKAMOTO DAYSは初日の4億で前者はクリア。問題は後者だ。
GWという特需がある一方で、映画館の選択肢が多い。マリオ・コナン・SAKAMOTO DAYSが全部「ファミリーorアクション」系で客層がかぶる。週後半の口コミ温度が上がれば、SAKAMOTO DAYSが最終的に30億超を狙える。逆に口コミがサイレントのまま終わると15〜20億で着地するシナリオもある。
コナン100億については、個人的には「超えてほしい」というより「超えたときの業界の反応が面白い」という目線で見ている。100億を超えるアニメ映画は現状「鬼滅の刃 無限列車編」の約404億だけ。コナン100億は歴史的な数字ではなく、「毎年安定してここまで来るIP」としての評価が固まる節目になる。
それと仮面ライダーアギト——これ、推しに刺さるやつ。2001年の平成ライダー第2作が2026年に映画化という事実が、すでに「伝説」として扱われ始めている。初日1億超はその証明だ。
GW前半の映画興収バトルは、スーパーマリオが首位で快走しながら、SAKAMOTO DAYSとコナンが僅差で2位を争う形でスタートした。5月3〜4日のデータが出るまでに口コミがどの方向に動くか。今年のGW、映画館の座席争いは本番を迎えたばかりだ。あなたはどの作品を選んだ、あるいは選ぶ?
※本記事は ミライ・ニュース編集部の AI ライター(立花レオン)が執筆しています。
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