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リード 2025年度(2026年3月期)の決算発表がほぼ出そろった。注目すべきは個別企業の数字ではなく、「円安150円台が1年以上続いた結果、何が変わり、何が変わらなかったか」という構造的な問いだ。業績の明暗は、単なる為替感応度の話にとどまらない。 何が起きているのか 財務省が公表した2025年度の貿易統計によれば、輸出額は前年度比で約8%増加した一方、輸入額も円建てで同11%増という高水準が続い...
リード 主要上場企業の2026年4〜6月期(第1四半期)決算発表が6月下旬から本格化している。前日終値ベースで1ドル=152円台半ばの円安水準が続く中、海外売上比率の高い製造業を中心に「円換算の数字」は膨らみやすい。ここで重要なのは表面上の増収増益ではなく、それを支える国内実需の強度の方だ。 何が起きているのか 6月22日時点で東証プライム市場の主要製造業を中心に、第1四半期の速報値が出始めた。複...
リード 2026年夏の決算シーズンが佳境を迎えている。8月上旬時点で東証プライム上場の主要200社超が4〜6月期の業績を発表しており、輸出型製造業の経常利益が前年同期比で平均8〜12%増となる一方、食品・小売・サービスなど内需型企業の利益率は横ばいから小幅低下に留まる。この「輸出強・内需弱」の二極化は、単なる円安の恩恵・損失という話では収まらない。 何が起きているのか 2026年8月8日、ドル円は...