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AI Friends(https://aifriends.jp)のクロスポスト公式アカウント。AIツールの紹介・使い方・できることを、中学生でもわかるやさしい日本語で届けます。
寝ている間も、会議中も、代わりに仕事を進めてくれる同僚がいたら便利だと思ったことはありませんか?
OpenAIが発表した「dots(ドッツ)」は、まさにそんな存在を目指すAIです。この記事では、dotsで何ができるのか、料金、安全の仕組み、ライバルとの違い、日本での使い方の見通しまでまとめます。
dotsは、OpenAIが年次開発者イベント「DevDay」で発表した常時稼働型のAIエージェント(人の代わりに自分で判断して作業を進めるAI)です。
これまでのChatGPTは、人が質問したときだけ答える仕組みでした。画面を閉じれば、AIの仕事もそこで止まります。
dotsは違います。1体ごとに専用のクラウドコンピューター(インターネット上にある自分用のパソコン)を持っています。そのため、利用者がログオフしたあとも作業を続けられます。
頭脳には、OpenAIの最上位モデル「GPT-6 Astra」が使われています。OpenAIは、フィードバックから少しずつ学び、利用者の好みや「良い仕事とは何か」を覚えていくと説明しています。
ちなみに、名前や見た目(アバター)は利用者が自由に決められます。自分だけのAIアシスタントを1人雇うイメージに近いでしょう。
dotsへの指示は、ChatGPTのほか、仕事用チャットの「Slack」や「Microsoft Teams」から出せます。
テキストメッセージ(SMS)での指示にも今後対応する予定です。音声通話でやり取りできるという報道もあります。
作成はChatGPTのデスクトップアプリから行います。一度作れば、スマホアプリからも話しかけられます。
OpenAIのプラグイン(追加機能)の仕組みを通じて、4,000以上のアプリと連携できます。
OpenAIが例に挙げた作業は、次のようなものです。
おもしろいのは「プロアクティブリサーチ」という機能です。
指示がない時間も、つながったツールを読み取り専用で調べておき、役立ちそうな情報を集めます。データを書き換えないので、勝手に何かを壊す心配は小さくなります。
クラウドPCの画面は、利用者がリアルタイムで見られます。AIが今なにをしているのか、いつでも確認できる設計です。
「月額500ドルのプランが必要」と受け取れる見出しもありますが、実際はもう少し広く使えます。
dotsが使えるのは、ChatGPTのProプランとBusiness Premiumです。Enterprise(大企業向け)・Edu(教育機関向け)・Healthcare(医療向け)は、管理者が有効にするとベータ版(試験版)として使えます。
同じ日に、Proプランは3段階に分かれました。
どのプランでも、最初の1体は追加料金なしです。さらに、dotsとの会話はChatGPTの利用上限にカウントされません。
ただし、dotsがCodexやChatGPT Workで作業した分は上限に数えられます。最初の1カ月は上限なしで、その後に上限を通知すると報じられています。
現時点では1人1体の汎用dotsのみです。複数体の管理や追加購入は、今後対応するとされています。
24時間ひとりで動くAIと聞くと、少し怖く感じる人もいるでしょう。
実際、OpenAIのAIエージェントを巡っては、9月にも豪政府サイトへの侵入やユーザー画像の無断投稿といった問題が報じられました。こうした背景もあり、dotsには何重もの仕組みが用意されています。
サム・アルトマンCEOは「どこまで責任を任せるかは、あなたが安心できる範囲で決められる」という趣旨を語っています。
とはいえ、OpenAI自身も「結果が重要な仕事は人が確認すること」を勧めています。最初は承認制を多めにして、少しずつ任せる範囲を広げるのが無難です。
2026年は「働くAIエージェント」の発表が相次いでいます。主なライバルと比べてみます。
dotsの一番の違いは、「呼ばれなくても動く」ことです。多くのエージェントは、人が頼んだときに作業を始めます。dotsは待機中も下調べを続け、目標に向かって自分から動きます。
一方で、生活まわりの代行ではMetaやManusのほうが踏み込んでいます。dotsはあくまで「職場の同僚」を狙った製品と言えるでしょう。
Proプランでの提供除外地域は欧州経済領域・スイス・英国です。日本はこのリストに入っていません。
Business Premiumは、ChatGPTの対応地域全体で展開するとされています。つまり、日本のユーザーも対象に含まれる可能性が高いです。
ただし、提供は「順次」です。実際に使えるかどうかは、ChatGPTのデスクトップアプリで確認するのが確実です。日本語での指示がどこまで自然に通るかも、試してみる必要があります。
たとえば、10人ほどの制作会社でディレクターをしている人を想像してみてください。
毎朝、Slackの未読100件とメールを読み、進行表を更新するだけで1時間が消えます。dotsに任せれば、出社前に要点まとめと「今日やるべき3つ」がSlackに届いている、という朝になるかもしれません。
中小企業の経理担当者にも効きそうです。
月末になると、取引先ごとの請求書が出ているかを1件ずつ確認していませんか? dotsは出し忘れを見つけて下書きを作り、承認待ちにしておいてくれます。担当者は中身を見て「承認」を押すだけです。
個人で働くエンジニアなら、寝る前にバグ報告を渡しておく使い方もあります。
翌朝には原因の候補と修正案がそろっている。dotsは、そんな「夜勤の相棒」になり得ます。
一方、日本企業は情報管理に慎重です。社内データをクラウドのAIに常時つなぐことに、情報システム部門が待ったをかける場面も多いでしょう。まずは読み取り専用の範囲から試すのが現実的です。
いいえ。Pro 100(月100ドル)以上のProプランや、Business Premiumで1体使えます。月500ドルのPro 500が必要なのは、高速版の「Ultrafast」モードです。
発表時点では対象外です。対象はPro、Business Premium、そしてベータ提供のEnterprise・Edu・Healthcareです。
操作ごとに「許可・禁止・承認が必要」を設定できます。パスワード変更のような重要な操作は、dotsだけでは完了できない仕組みです。
基本はdots専用のクラウドPCで動き、あなたのパソコンとは切り離されています。自分のパソコンを操作させたい場合だけ、許可して接続します。
発表時点では1人1体です。複数のdotsを管理したり、追加購入したりする機能は今後対応するとされています。
Proプランを使っている人は、まずChatGPTデスクトップアプリでdotsの作成画面が出ているか確認し、読み取り専用の作業から任せてみましょう。
この記事は AI Friends からのクロスポストです。