元記事: Philips Hueの照明をAIで操作する ― openhueスキルの使い方(cccskills)
スキルのページ: openhue
この記事の結論
Philips Hueの照明を使っている人は、openhueを入れると照明の操作をAIエージェントに言葉で頼めるようになります。
頼めるのは点灯・消灯や明るさ、色温度の調整、部屋単位の操作、シーン切り替えです。
この記事では、依頼文の例とインストール手順、Hue BridgeやOpenHue CLIなどの準備、できないことまでを順に説明します。
**依頼を受けたエージェントがopenhueコマンドを実行し、その場で照明の状態が変わります。
** たとえば就寝前なら、次のような頼み方です。
寝る前なので、寝室の照明を暗めの暖色にして
このスキルには、就寝前向けの設定例が用意されています。
寝室全体を明るさ20、色温度450で点灯する設定で、実行されるのは次のようなコマンドです。
openhue set room "Bedroom" --on --brightness 20 --temperature 450
ライトを1つずつ指定する必要はありません。
Bedroomの部分には部屋の名前が入り、その部屋の照明がまとめて変わります。
openhueは、Hue Bridge経由で照明を操作するOpenHue CLIの使い方をエージェントに伝えるスキルです。
GitHubのopenclaw/openclawに含まれ、中身はSKILL.mdの1ファイルだけ。
操作の単位はライト、部屋、シーンの3つに分かれます。
| 操作の単位 | 頼めること |
|---|---|
| 一覧の確認 | ライト、部屋、シーンの一覧を表示する |
| ライト | 点灯・消灯、明るさ(0〜100)、色温度(153〜500 mirek)、色(色名または#FF5500のようなカラーコード) |
| 部屋 | 部屋全体の点灯・消灯、明るさ、色温度 |
| シーン | 登録済みのシーンを、部屋を指定して有効にする |
普段の作業に置き換えると、使い分けは単純です。
「このランプだけ」ならライト単位、「部屋全部」なら部屋単位で頼みます。
いつもの雰囲気に戻したいときは、RelaxやConcentrateのようなシーン名で呼び出す形です。
色温度は光の色味を表す数値で、mirekはその単位です。
設定例では450が暖色、250が寒色にあたり、数字が大きいほど暖かい色味になります。
スキル本体の追加は、コマンドかエージェントへの依頼のどちらかで済みます。
ターミナルを使える場合は、次のコマンドを実行してください。
Claude CodeやCodexなど、入れる先のエージェントは実行時に選べます。
npx skills add https://github.com/openclaw/openclaw --skill openhue
ターミナルに慣れていない場合は、次の文面をエージェントに送ってください。
中身の確認から配置までを任せられます。
次の Agent Skill をインストールしてください。
https://github.com/openclaw/openclaw/tree/main/skills/openhue
まず SKILL.md と付属ファイルの中身を確認し、不審な処理(外部への送信、認証情報の読み取りなど)がないことを確かめてから、Claude Code なら ~/.claude/skills/openhue/、Codex なら ~/.agents/skills/openhue/ に配置してください。
置き場所は、エージェントと使う範囲によって変わります。
| エージェント | すべてのプロジェクトで使う | 特定のプロジェクトで使う |
|---|---|---|
| Claude Code | ~/.claude/skills/ | .claude/skills/ |
| Codex | ~/.agents/skills/ | .agents/skills/ |
**スキルを入れただけでは照明は動かず、OpenHue CLIとHue Bridgeの準備が別に必要です。
** 次の順に進めてください。
OpenHue CLIの詳細は、OpenHue CLIのページにまとまっています。
依頼文には、対象の部屋とどんな状態にしたいかを書きます。
よく使う場面を3つ紹介しましょう。
寝室の照明を全部消して
寝室全体が消灯し、寝る前にライトを1つずつ消す手間がなくなります。
仕事部屋の明るさを100にして、色温度を250にして
仕事部屋全体が、明るく白っぽい光に変わります。
集中したい時間の前に頼めば、照明の調整で手を止める必要はありません。
リビングを映画モードにして
リビングの照明が点灯したまま、明るさ10まで暗くなります。
登録済みのシーンを使いたいときは、「寝室でRelaxシーンを有効にして」のように名前で頼んでください。
場面ごとの設定例は次の表のとおりです。
依頼文で数値を指定するときの目安になります。
| 場面 | 部屋の例 | 明るさ | 色温度 | 光の印象 |
|---|---|---|---|---|
| 就寝前 | 寝室 | 20 | 450 | 暗めの暖色 |
| 仕事 | 仕事部屋 | 100 | 250 | 明るい寒色 |
| 映画 | リビング | 10 | 指定なし | 暗め |
部屋やシーンの名前が分からないときは、「部屋の一覧を見せて」「シーンの一覧を見せて」と頼んでください。
登録されている名前は、OpenHue CLIの一覧表示で確認できます。
使う前に、電球の種類と対象外の機器を確認してください。
色の指定が反映されるのはカラー対応の電球だけで、白色専用の電球では色を変えられません。
次の機器や機能も、このスキルでは操作できません。
家族と共有する照明では、操作の範囲に気をつけてください。
部屋単位で頼むと、その部屋の照明がすべて変わります。
誰かが使っている部屋では、ライトの名前を指定して範囲を絞ると安心です。
ライセンスはMITです。
入れる前にSKILL.mdの中身を読み、どんなコマンドが実行されるかを確かめてください。
含まれるファイルは1つだけなので、確認の負担は小さく済みます。
照明以外の機器もエージェントに任せたい場合は、次の2つが同じ場面で使えます。
sonoscliは、ローカルネットワーク上のSonosスピーカーの再生・停止・音量を操作するスキルです。
照明を落としてから音楽をかける流れで組み合わせられます。
eightctlは、Eight SleepのPodの状態確認や電源、温度の調整を頼めるスキルです。
寝室の照明を暗くするのと同じタイミングで、寝具の設定も変えられます。
使えません。
openhueはHue Bridge経由で照明を操作するため、Bridgeがローカルネットワーク上にあることが条件です。
色の変更には使えません。
色の指定が反映されるのはカラー対応の電球だけなので、先に手元の電球の種類を確認してください。
スケジュールを設定するコマンドは、このスキルに含まれていません。
扱うのは一覧の確認とライト、部屋、シーンの操作です。
依頼を受けたときに照明を変える使い方になります。
呼び出せません。
HomeKitのシーンやショートカットは対象外で、Appleのホームアプリかショートカットを使います。
openhueは、Philips Hueの点灯・消灯、明るさ、色、色温度、部屋単位の操作、シーン切り替えをエージェントに任せるスキルです。
動かすにはOpenHue CLIとHue Bridgeが必要で、初回はBridgeのボタンを押してペアリングします。
準備が済んだら、まず部屋の一覧を確認し、寝室の消灯から試してみてください。
インストールコマンドや紹介文はcccskillsのページで確認できます。
この記事は cccskills の読みもの「Philips Hueの照明をAIで操作する ― openhueスキルの使い方」の転載です。
スキルの詳細とインストール方法は cccskills の openhue のページ にあります。