クラウドファンディングの相談では、
「目標100万円なら、どうやって100万円集めますか?」
という話になります。
でも僕は、100万円という数字だけを見ません。
まず、
「その100万円を、何人でつくるのか」
に変えます。
たとえば平均支援額が1万円なら、約100人。
2万円なら、約50人。
そこで初めて、
「その人たちは誰ですか?」
と考えます。
2017年、自分でクラファンに挑戦した時、目標は100万円。
結果は約3万円でした。
当時は、
「100万円を集めたい」
という目標はありました。
でも、
誰から1万円。
誰から3万円。
最初の50人は誰か。
というところまで落とせていませんでした。
今振り返ると、
“円”は見ていたけど、“人”を見ていなかった。
これが大きかったと思っています。
今は公開前に、
既存顧客。
友人・知人。
取引先。
過去のお客さん。
地域企業。
SNSで普段からやり取りしている人。
などを整理します。
ただ人数を数えるだけではありません。
「この人なら興味を持ちそう」
「この会社ならスポンサーの可能性がある」
「この人には公開前に一度話しておこう」
と、関係性まで見ます。
だから僕にとって支援者候補リストは、
営業リストではなく、公開前に関係をつくるための地図
に近いです。
平均支援額1万円、目標100万円なら約100人。
でも僕は、
「じゃあ100人リストアップすればOK」
とは考えません。
全員が支援するわけではないからです。
だから公開前には、
誰がかなり可能性が高いのか。
誰にはまず企画を知ってもらうのか。
誰が紹介してくれそうなのか。
企業ならどの金額帯で参加できそうか。
まで分けて考えます。
大事なのは、
名簿を埋めることではなく、支援までの距離を見ること。
です。
10万円の企業スポンサーを10社用意すれば100万円。
計算上はそうなります。
でも僕は、
「10万円×10社」
と書く前に、
その10社はどこですか?
と考えます。
まだ1社も候補がないなら、それは設計ではなく希望です。
高額リターンほど、
金額から人を探すのではなく、
参加しそうな人・企業がいるから、その金額のリターンをつくる。
この順番を大切にしています。
僕が見るのは、
目標金額はいくらか。
平均支援額はいくらになりそうか。
必要な支援者数は何人か。
その候補が具体的に見えているか。
公開前にどこまで話せているか。
です。
ここまで見えてくると、
「100万円集めたい」
が、
「この人たちと100万円をつくる」
に変わります。
目標金額はもちろん大切です。
でも、その数字の向こうには必ず人がいます。
僕は今、
目標金額を決めたら、その数字を人に変換する。
ようにしています。
何人必要なのか。
誰なのか。
なぜ支援してくれるのか。
公開前に何を伝えるのか。
ここまで考えて初めて、目標金額が現実の設計になる。
僕はそう考えています。
クラファン現場判断⑥|SNSフォロワーは何人必要?僕がフォロワー数より先に見るもの
クラファンの平均支援額はいくら?|目標金額から必要な支援者数を考える方法
クラファン現場判断③|目標金額100万円と1000万円、何が違う?僕が金額より先に見るもの
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