早朝5時の"朝活"が夏の生存戦略に——猛暑が都市生活者の時間割を変えた
リード 今年の東京の夏、朝5時台にもうカフェが満席、という話を聞いて最初は半信半疑だった。でも調べてみると、これはちょっと面白い。「朝活」がおしゃれなライフハックだった時代は終わり、2026年の夏、それは都市生活者が猛暑をしのぐための、ほとんど本能的な選択になっていた。 何が起きているのか 気象庁のデータによると、2026年6月の東京の平均最高気温は35.4℃と観測史上2位を記録。7月に入ってから...
リード 今年の東京の夏、朝5時台にもうカフェが満席、という話を聞いて最初は半信半疑だった。でも調べてみると、これはちょっと面白い。「朝活」がおしゃれなライフハックだった時代は終わり、2026年の夏、それは都市生活者が猛暑をしのぐための、ほとんど本能的な選択になっていた。 何が起きているのか 気象庁のデータによると、2026年6月の東京の平均最高気温は35.4℃と観測史上2位を記録。7月に入ってから...
リード 「何か欲しいな」と思ったとき、まずフリマアプリを開く——そんな習慣が、いつの間にか20代の間で"当たり前"になっていた。新品ではなく古着をファーストチョイスにする感覚。それを動かしているのは節約意識だけでは説明がつかない。2026年の夏、ファッション消費に起きている静かな地殻変動がある。 何が起きているのか 国内のリユース・フリマアプリ市場は2025年度に1兆2,000億円を突破したとされ...
リード 7月に入り、「ひとり時間の使い方」を丁寧に語るXの投稿が目に見えて増えている。「#ソロ活」関連の投稿数は2026年上半期で前年同期比約38%増(X内トレンド集計)。ただ今の流れは、以前の"ぼっち肯定文化"とは少し違う。消費でも充電でもなく、自分との対話としての時間——その解像度の高さが、ちょっと面白い。 何が起きているのか Xのタイムラインに流れているのは、「ひとりカフェで2時間、何も考え...
リード 「今日は肉なしにしてみた」——そんなつぶやきがXのタイムラインに増えている。厳格なヴィーガン宣言でも、健康オタクのストイックな記録でもない。もっと軽く、もっと気まぐれに、植物性の食事を選ぶ人たちが静かに増えている。この「ゆるベジ」の広がりは、食の話だけで終わらない。 何が起きているのか 2026年に入り、「ゆるベジ」「フレキシタリアン」「ミートフリーデー」という検索キーワードが前年比約14...
猛暑が変える、一日の設計図 7月に入って最初の週、東京の朝8時の気温はすでに30℃を超えた日が3日続いた。「外に出るなら今しかない」という感覚が、生活者の時間割りをじわじわと書き換えている。SNS上で「5時台に起きた」「5時半に走ってきた」という投稿のエンゲージメントが例年より目に見えて多く、気配として感じていたものが、数字として浮かび上がってきた夏だ。 何が起きているのか 気象庁の観測データによ...
リード 「飲まないのに居酒屋楽しめるんだ」という感覚、ここ数年で確実に更新されている。国内ノンアルコール飲料の市場規模が2023年から2026年にかけて約2倍に拡大したとみられ、単なるダイエットや妊娠中の代替品ではなく、「自分の意志で選ぶ飲み方」として定着しつつある。この夏、その気配がひときわ濃い。 何が起きているのか 飲料メーカー各社が2026年春〜夏にかけて相次いでノンアルコールラインを拡充し...
リード スマートフォン1台で何でも完結できる時代に、わざわざ「現像しないと見られない」カメラを選ぶ人が増えている。フィルムカメラやレコードが、20代を中心に静かに浸透している。これは懐古趣味じゃない、と思う。「遅さ」そのものが、今の感性に刺さっている。 何が起きているのか 中古カメラ市場調査によると、フィルムカメラの国内流通量は2023年比で約38%増加、2025年後半から2026年にかけて再び上...
リード 居酒屋で「とりあえずビール」と言わなくなった人が増えている、という感覚がある。数字がそれを裏づけはじめた。国内ノンアルコール飲料市場は2026年に約3,800億円規模に達し、2023年比でほぼ2倍という成長曲線を描いている。「飲めないから」ではなく「飲まないほうがいい夜がある」という選択——その感性が、ちょっと面白い。 何が起きているのか 飲料メーカー各社が2026年上半期だけで計47種類...
リード 今年の夏、コンビニの冷蔵コーナーがちょっと変わった。エナジードリンクやスポーツ飲料の隣に、コンブチャや甘酒、乳酸菌ウォーターがずらりと並ぶ。「体の外から冷やす」だけじゃなく、「体の内側から整える」という発想が、夏の飲み物選びにじわじわと浸透してきている。 何が起きているのか 国内の発酵飲料市場は2025年比で約32%増(富士経済調査、2026年5月発表)。特に伸びが顕著なのが、25〜39歳...
リード 今年の6月、駅ホームの風景がちょっと変わった、と感じている人は多いはずだ。日傘をさす男性が、もはや「珍しい光景」ではなくなってきた。矢野経済研究所の調査によれば、2026年春の男性向けUV用品市場は前年比32%増。コンビニ大手3社が軒並み「日焼け止め専用コーナー」を拡張し、性別を問わない紫外線対策が、今夏の生活インフラになりつつある。 何が起きているのか 6月下旬のXでは「#日傘男子」のタ...
リード 2026年の夏、SNSのタイムラインにフィルム写真とターンテーブルの動画が増えている。ストリーミングで音楽が聴け、スマートフォンで写真が撮れる時代に、なぜあえて「不便なもの」が選ばれるのか。気配を辿ると、デジタルの便利さが当たり前になった先に生まれた、新しい欲望の輪郭が見えてくる。 何が起きているのか 日本レコード協会の発表によれば、2025年のアナログレコード出荷数は約310万枚で前年比...
リード 居酒屋で「とりあえずビール」と言わない人が、確実に増えている。体感だけじゃなく、数字にも出てきた。2025年のノンアルコール飲料市場は前年比23%増を記録し、コンビニのノンアル飲料のSKU数は2022年比で約2.4倍に膨らんだ。"飲まない選択"が特別視されない夜が、都市部から静かに広がっている。 何が起きているのか X(旧Twitter)では、#ノンアル乾杯 のタグが毎週末トレンド入りする...

☕ Trios Charmes 第一回 焼き立てスコーン付きアイスティーセミナー✨ 焼き立てスコーンの香りに包まれながら、 夏のティータイムをもっと素敵にするアイスティーの世界をご紹介します。 宮下侑美子、西澤智子、日下アキ子。 3人がそれぞれの得意分野を持ち寄り、 「おいしい」と「ちょっとタメになる」をお届けする、大人のための小さなサロンです。 今回のテーマは 🫖「おいしいアイスティーの作り方...
リード 手帳コーナーに立ち止まる若い人が、また増えた気がする。2026年に入って、文具大手コクヨが発表した調査では、20〜30代の「紙のノート使用率」が前年比12%増と報告された。SNSでは「#手書きノート」タグの投稿が月間30万件超。デジタルが当たり前になった時代に、なぜ今、手書きという行為が選ばれているのか。 何が起きているのか 今年3月、LOFTと伊東屋が相次いで「アナログ文具フェア」を開催...
「近所の銭湯、最近すごく混んでる」 そんな声がX上で散見されるようになったのは、ここ2〜3ヶ月のこと。実際、東京都生活文化スポーツ局の調査によると、都内の銭湯利用者数は2025年度に前年比8%増を記録し、5年ぶりの上昇傾向に転じた。特に20〜34歳の単独利用者が全体の約31%を占めるようになっており、かつての「家族風呂の代替」というイメージとは明らかに異なる層が動き始めている。 「会社帰りに銭湯寄...
リード(今、涼みの意味が変わっている) 6月下旬、東京の最高気温はすでに35度を超える日が続いている。そんな中、X(旧Twitter)では「レコード店に涼みに来た、結果2時間いた」「古書店の地下、夏の最適解すぎる」という投稿が静かに増えていて、ちょっと面白い。ただ涼しい場所に逃げ込む、というだけじゃない。消費を前提としない「滞在」を選ぶ感性——2026年の夏はそこに一つの輪郭が見えてくる。 何が起...
6月、クローゼットの前で立ち止まる人が増えている 毎年6月になると、日本全国で衣替えのタイミングがやってくる。ただ今年は、その「やり方」が少し変わってきた、とSNSを観測していて感じる。 「何を出すか」ではなく「何を手放すか」を中心に語る投稿が目立つ。X(旧Twitter)では6月に入ってから「衣替え 手放す」の検索ボリュームが前年同期比で約1.4倍に増加しており、インスタグラムでは「#カプセルク...
リード 6月下旬、東京の最低気温が25℃を超える夜がすでに続いている。「眠れない」という言葉がXに流れ始め、同時に「こうやって乗り切ってる」という知恵も続々と投稿される。毎年繰り返されるようで、2026年の夏はちょっと様子が違う気がしている。モノに頼るだけじゃなく、「睡眠を設計する」という発想に移ってきた。 何が起きているのか 気象庁のデータによると、2026年6月の東京における熱帯夜(最低気温2...
リード 「この週末、何も予定を入れなかった。それだけで、なんか救われた気がした」——そんなXの投稿が、2026年に入ってから目に見えて増えている。忙しさを誇示する時代は終わり、今は「意図的に何もしない」ことを選ぶ人が静かに増えている。ちょっと面白い地殻変動だと思っている。 何が起きているのか X上では「#予定なし週末」「#何もしない日」といった投稿が、2025年同期比で約1.4倍に増加している(自...
リード 深夜0時を過ぎると、Xのタイムラインに「眠れない」「また夜更かしした」が静かに増える。いいねは1件、リツイートはゼロ。それでも書く人がいる。2026年6月18日の夜22時30分ごろのサンプルだけで、睡眠に言及するツイートが短時間に6件以上確認できた。これは単なる愚痴ではない。都市の疲弊が「睡眠の語り」に凝縮されている気がして、ちょっと面白い。 何が起きているのか その夜のXトレンドを拾うと...
「甘いもの食べたい」の先にある構造変化 「ホルモンのせいで甘いものが食べたくて、太ってしまう」。そんな投稿がX(旧Twitter)のタイムラインに流れる一方で、別の場所では「食事の代替としての菓子市場拡大…」とだけ書かれた、短いつぶやきが静かに共感を集めていた。この2つは、実はつながっている気がする。 何が起きているのか 日本の菓子市場は2025年度に約3兆2,000億円規模(日本菓子工業連合会推...
リード ストリーミングで何万曲も聴ける時代に、あえてレコード盤を手にとる若者がいる。中古レコード店の週末には20〜30代の姿が目立ち、新品の12インチ盤を抱えてレジに並ぶ光景は、もはや珍しくない。「音楽を所有する」という感覚が、2026年の都市にひっそりと戻ってきている。 何が起きているのか 国内の中古レコード販売を手がける複数の店舗によると、2025年末から2026年にかけて、若年層(20〜35...
リード 「モノはアプリで買う」が当たり前になった2026年に、朝7時から公園や空き地に若者が集まる光景が都内で増えている。蚤の市だ。検索一秒、翌日配送の時代に、わざわざ足を運ぶ。その欲求の正体が、ちょっと面白い。 何が起きているのか 東京都内で定期開催される蚤の市の数は、2023年比で約1.4倍に増加した(民間マーケット調査、2026年5月)。代々木公園・井の頭公園・錦糸町河川敷など、従来は花見や...
リード スマホを置いて、針を持つ。2026年に入ってから、都市部の20〜30代の間で刺繍や手芸キットへの関心が静かに高まっている。X では「#ちくちく」「#刺繍はじめました」タグが週ごとに投稿数を伸ばし、手芸専門店では来店客数が前年比で140%を超えた店舗も出てきた。流行語でも社会現象でもない。でも確かに、何かが動いている。 何が起きているのか 2026年4月、大手手芸チェーンのオンラインショップ...
リード 今年の春ごろから、SNSのタイムラインにある光景が増えてきた。木製のハンドグラインダーと、挽きたての豆から立ちのぼる湯気。「#手挽きコーヒー」のタグには2026年6月時点で約18万件の投稿が並ぶ。速さと効率を求めてきた都市の朝が、4分間の「手間」を静かに取り戻しつつある。 何が起きているのか 2026年に入り、コーヒー関連のハンドグラインダー(手動ミル)の国内流通量が前年同期比で約32%増...
リード 週末の朝、東京・蔵前のある陶芸スタジオは開店前から列ができている。予約は最短でも2ヶ月待ち。受講者の6割以上が20〜30代という。「土をこねる」ことへの関心が、じわじわと都市の週末を塗り替えている。 何が起きているのか 2026年に入り、東京・大阪を中心に体験型陶芸スタジオの開業が相次いでいる。業界関係者の調べでは、2025年比で予約件数が約40%増加。TikTokでは「#土活」タグの動画...
リード 「登山」と聞けば、早朝出発・重い装備・山頂制覇——そんなイメージを持つ人はまだ多い。でも2026年の週末、都市の20〜30代がじわじわと向かっているのは、標高1,000m以下の低山だ。装備は軽く、目的地は山頂でなくていい。ただ歩いて、止まって、また歩く。その「頂上を目指さない山歩き」が、ちょっと面白い動きを見せている。 何が起きているのか 2026年5月、Instagramの「#低山ハイク...
リード 今年に入って、SNS上の「#味噌仕込み」タグ付き投稿が2026年1〜5月だけで約8万件に達し、前年同期比で32%増を記録した。週末の朝、大豆を煮てこねて容器に詰める。そのプロセスをひっそりと楽しむ人たちが、都市の台所にじわじわと増えている。これが、ちょっと面白い。 何が起きているのか 発酵食ワークショップの予約サイトを見ると、2026年4月時点で東京都内だけで月間60件以上の「手前味噌づく...
リード 東京・大阪・名古屋の都市部で、観葉植物を部屋に置く20〜30代が増えている。Instagramの「#植物のある暮らし」タグは2026年5月時点で投稿数が1,200万件を突破し、ホームセンターの小型観葉植物コーナーは2025年秋から品薄が続く。「映える棚」や「整える習慣」ではなく、「何かを育てること」への欲望が、都市の部屋に静かに戻ってきた。 何が起きているのか フリマアプリ・メルカリの20...
リード スマホのメモアプリで何でも済む時代に、あえて紙のノートを広げる人が増えている。文具大手・コクヨが2026年5月に公開した調査では、20〜30代の紙ノート購買率が前年比で約12%増加。数字だけでなく、都内の文具専門店でも「手帳コーナーの棚が追いつかない」という声が出始めた。デジタル疲れの出口として「書く」行為が静かに選ばれている。 何が起きているのか 2026年春以降、SNSでは「#手帳タイ...